creconte’s blog

映画感想多め。本・マンガ・ドラマetc.扱う予定。歴史・政治・社会・サスペンス・アングラ・官能等

奪われし純潔(2016)

「官能系と思い込んで見たら裏切られた」第3弾。笑

邦タイトルにあっさり釣られる筆者のような観客は実にチョロい。w

親とケンカして家出した女の子が、ダメ男彼氏の借金に巻き込まれて、街娼の姉の「処女売り」斡旋に迷う、ドン底青春ドラマのドイツ映画。

 

(真っ当な生活をする親を除いて)ロクデナシしか出てこず胃がむかついてくるが、ストーリーは見やすい映画で最後まで見れた。

主人公ミナが最後に帰るシーンがいちばん美しいのが印象的で不思議だった。

ロクデナシの彼氏は、かつてのヒッピーの成れの果てのようなグループに属していて、その生態が垣間見えた。