creconte’s blog

映画感想多め。本・マンガ・ドラマetc.扱う予定。歴史・政治・社会・サスペンス・アングラ・官能等

消えた声が、その名を呼ぶ(2014)

 原題「The Cut」。

https://en.m.wikipedia.org/wiki/The_Cut_(2014_drama_film)

第一次大戦時のアルメニア虐殺事件と、それによる一家離散の悲劇を扱った作品。

後半はさながら、「母をたずねて」ならぬ「娘をたずねて三千里」の趣きを帯びる。

当然ながら、アルメニアアルメニア虐殺事件の前提知識はほぼない。

 

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/アルメニア人虐殺

主人公のナザレット(ナザレはイエス・キリストの生まれた村に由来)は、虐殺から九死に一生を得るが、引き換えに声を失う。

一族ほぼ全滅の中、娘の消息を追い、中東の孤児院から、米大陸まで巡ることとなる。

 

極めて印象深い作品。

多国籍だが、「何語が話されているのか?」が絶えず掴めない。

 

アルメニア民族宗教キリスト教なのは知っていたが、「正教」色がないのが意外と思いきや、本当に「東方正教会」系ではなかったのである。

複雑な歴史的背景があった。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/アルメニア使徒教会